| ■「やきとん」「もつやき」とは? | ||
やきとりといっても、辞書で調べると「鳥肉に、たれ・塩などをつけてあぶり焼いたもの。牛・豚などの臓物を串焼きしたものにもいう。」と載っている。この辞書にやきとんという言葉はない。もつやきについては次のとおり。「鳥獣の臓物を串にさして味醂・醤油・塩などをつけて焼いた料理。」まとめていえば、次のようになる。 本来は鶏やスズメなどを串にさして焼いた料理をいうが、牛や豚などの臓物を同じ手法で焼いた「もつやき」の通称でもある。 臓物についての説明は次のとおり。「内臓・はらわた、特に鳥・獣・魚などの内臓。」臓物といえば五臓六腑をいうこともあるが、それは次のとおり。「五臓は漢方で肝・心・脾・肺・腎の五個の内臓。六腑は大腸・小腸・胆・胃・三焦・膀胱の六個の内臓。臓物は一般に「もつ」と呼ぶことが多く、牛や豚などの五臓六腑その他の内臓をいっている。 これまで臓物は肉にくらべて軽視され、あまり食用として使われなかったが、最近では「やきとり」とか「ホルモン焼き」とか称して、人気のある酒の肴となっている。タレをつけて焼くほか、塩焼きもあり、唐辛子や辛子などをつけて食べる。 現在、臓物の八割程度は、こうした酒場に提供されている。しかし、臓物が家庭の食卓にのぼることは少なく、下等なもののように考えられている面があった。欧米では臓物の栄養価値に対する認識も高く、肉屋と並んで 臓物の専門店もあり、肉と同様に食べられている。 「もつやき」は、関東大震災の直後に東京・日本橋室町で、鶏のきも、砂肝、腎臓、心臓、皮身などを焼いて売り出したのがはじめといわれ、安価なところから手軽な酒の肴として屋台などで商われるようになり、次第に酒場まで拡がっていった。 |
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| ■やきとりの種類にはどんなのがあるの? | ||
前項で述べたとおり、やきとりにはおおきく分けて鳥を使った「やきとり」と牛・豚をつかった「もつやき」がある。主に関西では牛を使うことがおおく、関東では豚を使うことがおおい様だ。以下は、鳥を使った「やきとり」と豚を使った「もつやき」について述べてみよう。 やきとりの種類 かしわ ……… 関東では正肉ともいう。胸や腿の肉を使う。 ぼんじり …… お尻の肉。他には「ぼんち」ということもある。 せせり ……… 首の肉。 砂肝 ………… 皆さんご存じ、鳥固有の臓器。 手羽先 ……… 字のとおり鳥の手、羽根の部分の肉。 皮 …………… 鳥の皮。首の皮を使用することがおおい。 やげん ……… 胸の軟骨。三角の形をしている。 げんこつ …… 腿の軟骨。キューブ型をしている。名の由来は人の手の拳骨に似ているところからきている。 レバー ……… 肝臓。 ハツ ………… 心臓。 もつやきの種類 たん ………… 舌(した)。 はつ ………… 心臓。 レバ ………… 肝臓。 かしら ……… 頭の部分の肉。別名正肉 あぶら ……… 頭についている脂。 なんこつ …… 気管。 子袋 ………… 子宮(しきゅう)。 がつ ………… 胃。 しろ ………… 大腸。 てっぽう …… 直腸。 ちれ ………… 脾臓(ひぞう)。 まめ ………… 腎臓(じんぞう)。 たま ………… 睾丸。別名宝殿(ほうでん)。 ちち ………… 胸(おっぱい)。 |
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